TAKT PROJECTより、TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」への参加のお知らせです。
竹尾ペーパーショウは、紙の専門商社 竹尾が主催する紙とデザインの展示会。1965年より開催している本展は、紙を様々な角度と視点から掘り下げ、時代を牽引する多数のデザイナーとともに、その意味と価値を追求し続けています。5年ぶり49回目の開催となる今回の企画・構成は、原 研哉氏と株式会社日本デザインセンター原デザイン研究所が担当されました。
PACKAGING―機能と笑い
( 竹尾ペーパーショウ特設サイトより抜粋 )
文字通りパッケージという営みを、異なる二つの視点から見つめ直す試みです。「機能」では、古典的な素材でありながら、テクノロジーや印刷加工技術の進展によって大きく変化している紙の近未来に目を向けます。物流が暮らしのインフラとなり、運ぶという営みが多様化した今日では、簡便で機能的な紙器への期待が自然とふくらんでいます。一方で、環境負荷や資源循環の観点から、紙の役割や守備範囲が変わりつつあります。プラスチックの代替品にとどまらず、紙という素材に新たな光が当たろうとしている今日の状況下で、天然の繊維からどんなかたちが立ち上がり、どんな新しい価値が生まれてくるのかにご注目ください。
「笑い」では、パッケージの魅力に情緒の観点から迫ります。素朴で飾らない、それでいて引き込まれる容器や包装の力には、誰もが覚えがあるはずです。今回はキュレーターとして迎えた梅原真氏に展示物の選定を一任し、一定の価値観で笑いを探求する「篩の目」になっていただきました。
今日の社会や世界へ、どんなメッセージを送ることができるか。「機能」と「笑い」。
二つの観点から「PACKAGING」の可能性を探求します。
機能 Function
13組のクリエイターによる近未来「PACKAGING」の競演。
紙の真価を理解し、その豊かな感覚世界に通じている多方面の才能が参集し、実用レベルに考え抜かれた容器と包装を提案します。
笑い Laughter
梅原真氏より選定された「PACKAGING」における「笑い」のコレクション
洗練やシンプリシティを目指すのではなく、パッケージの役割は、思わず手に取らせる力です。それは一言で言えば「笑い」。これまでにない角度からパッケージの魅力に迫ります。
本展のご来場は、事前予約制(無料)となっております。
竹尾ペーパーショウのサイトより、事前にチケットご予約をお願いいたします。
www.takeopapershow.com
関連イベント:トークセッション
会期中、会場では「機能」参加クリエイターをはじめ、紙と環境、パッケージ、地域など多方面に通じた登壇者によるトークセッションが繰り広げられます。TAKT PROJECTは代表の吉泉 聡が、原 研哉氏、三澤 遥氏との対談、「マテリアルとしての紙」に参加致します。ぜひご来場いただけますと幸いです。